Apr 23, 2009

海外旅行保険は、インターネットで申し込みができます

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 快進撃を続けてきた韓国サムスン電子が変調をきたし始めた。世界首位を誇る液晶パネル事業などの不振で、今年4〜6月期の営業利益が前年同期比25%減という落ち込みを記録した。過去最高の業績をあげてからわずか1年。収益性で大きく水をあけられていた日本メーカーが付け込む隙も出てきた。

 ◆崩れる必勝パターン

 「サムスン首脳陣は相当深刻に受け止めている」。サムスンの主要取引先幹部は、李健煕会長が7月1日に断行した人事についてこう指摘する。人事では液晶パネル部門を任されていた張元基LCD事業部長が解任され、半導体部門トップだった権五鉉氏が液晶パネル部門も合わせて統括。新設の「デバイスソリューション事業総括」の総括社長に就いた。韓国財界筋は「サムスンが基幹部門のトップを任期途中で更迭するのは初めてでは」と語り、異例中の異例となった人事を解説する。

 かつて稼ぎ頭だった液晶パネルなどのディスプレー部門は、世界的な価格下落が直撃。昨年4〜6月期には8800億ウォン(640億円)もの営業利益をたたき出したが、1年後の今年4〜6月期は2100億ウォンの赤字となり、これで2四半期連続の赤字だ。

 急ブレーキがかかったのは世界首位に立つ半導体部門も同じ。DRAMを中心に最近の半導体価格下落は激しく、部門利益は11%減と市場の期待値を下回った。圧倒的な設備投資で生産効率を高め、価格競争で日本メーカーを蹴落とす−。そんなサムスンの“必勝パターン”が崩れつつある。

 ◆有機ELなど底力

 そんな状況で、日本メーカーは技術面で先行することに勝機を見いだそうとしている。DRAM世界3位のエルピーダメモリは、DRAMとして最小となる回路線幅25ナノ(ナノは10億分の1)メートル製品の量産を世界で初めて開始した。従来の30ナノ製品に比べて消費電力が約20%(待機時)削減でき、スマートフォン(高機能携帯電話)用に一段の需要が見込まれる。「(回路線幅を細くする)微細化競争はサムスンが先行してきたが、これで反撃の芽が生まれた」(業界関係者)と期待も膨らむ。

 サムスンが「ポスト液晶」と見込んで先行する有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)でも好機はある。世界シェアの8割を握るサムスンだが、もともと日本メーカーが世界で初めて量産に成功し、基礎研究の蓄積ではサムスンを上回る。

 現在、東芝とソニー、日立製作所の3社は官民ファンドの産業革新機構を巻き込んで中小型液晶パネルの事業統合を模索しているが、「真の狙いは次世代品である有機ELの共同生産」(政府関係者)だ。サムスンは2013年にも有機ELテレビを商品化する計画だが、日本勢が“国策”として有機ELの研究・開発に取り組めば、逆転のチャンスも十分にある。

 さらにサムスンには新たな不安要因も浮上。好調なスマホやタブレット端末の「ギャラクシー」シリーズが、「iPhone(アイフォーン)」などを抱える米アップルから「露骨な模倣」として4月に提訴され、訴訟合戦に発展したのだ。

 サムスンはアップル製品の基幹部品を数多く生産するが、「アップルが他社に乗り換える可能性がある」(日系部品メーカー)ともいわれる。市場では、今秋発売の新型アイフォーンに「東芝製のフラッシュメモリーが採用されるのでは」との臆測も飛ぶ。隙をうかがう日本勢、猛追する中国勢…。“絶対王者”は大きな岐路に立っている。(田端素央、ソウル 加藤達也)

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 クオンタムリープは9月20、21日、東京国際フォーラムで「アジア・イノベーション・フォーラム2011」を開催する。

 対象は、アジアに強い関心を抱く企業経営者やベンチャーの起業家、研究者ら新しい考えを持ったリーダー。今年で5回目で、これまで「アジアの成長 日本の責任」「日本とアジアの新・共創戦略」などのテーマについて、オピニオンリーダーによる議論と提言を行ってきた。

 今回は東日本大震災によって日本の社会システムの問題点が表面化した点を考慮。「先駆的な地域社会の構築」「安全で安定したエネルギー供給」「財源確保のための新たなアプローチ」などの課題に対して道筋を示し、アジアの国々と連携して計画を実行に移すための議論を行う。

 主なゲストスピーカーは出井伸之・クオンタムリープ代表取締役や猪瀬直樹・東京都副知事ら。

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